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タルヲシルその2

もうこれが当たり前になってしまっていて、皆何も感じないのかも知れませんが、私達は考えてみると昔と比べれば、物質的には王侯貴族のような生活をしています。

現在今日の食べ物にも困っている国があります。
そんな人達から見れば私達は夢のような生活をしています。
でもそんな生活をしながらも、日本にいま満足をしている人達はいません。
そんな時、谷川俊太郎のこんな詩を思い出しました。

こどもはおなかがすいてかなしかった
王様はおなかがいっぱいでかなしかった

ある人から前にこんな話を聞きました。
「フランス人は日本人みたいないいくらしをしたいとうらやましがっている。」
でもこう言ったそうです。「君たちじゃあ無理だよ。日本人はすごい働いてるよ。」

フランス人はお昼ご飯を3時間ぐらいかけて食べてるそうです。ワインも飲みます。バカンスもあります。
日本人のサラリーマンは夜遅くまで働いています。休みも少ないです。
肯定も否定もしません。

J2の元サッカー選手がいてある人がこう聞きました。
「サッカー選手って、その会社の社員と給料違うの?」
音大の大学院に通う声楽家がいて、そのある人は今度はこう聞きました。
「それやってて職はあるの?」

日本はいつからかそういった価値観が全てのように感じます。病んでいます。

王様はおなかが一杯だったからかなしかったのです。

不安定の中にこそ安定があります。

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